和装着物の汚れ、シミは不入流(いらず流)の職人が綺麗にします
汚れの様子、程度を見極め独自の洗い方で大切な着物をキレイにします。一点一点 、手間と時間を掛けた手仕事で最高の品質で仕上げていく専門店ならではのサービスです。
- 箪笥に長い間しまい込んで、出してみたら茶色いシミが広がっていた
- 夏に汗を掻いて汚れてそのまま放置したら、湿気でカビが付いてしまった
- パーティーでワインをこぼしてシミになってしまった
古来より着物は母から娘へと代々と受け継がれるなど、大事に扱えば長く使える日本の文化でもあります。また、最近では海外からの旅行客にも人気となっているようで、見直されてきております。
和装着物の汚れの扱いに困ったら迷わずご相談ください。
着物洗いの流れ
汚れの程度、染みが有るか無いか汚れ具合をチェックします。
※シミがある場合はお客様の要望に合わせてシミ抜きを行います
ドライクリーニングの洗濯機で5分程度汚れを軽くすすぎ洗いをします。
通常のクリーニングですと20分位ですが、着物の場合、錦糸や金粉の加工があることが多く、剥がれてしまいますので、さっと汚れを洗い落すイメージです。
シミがある場合にはお客様ご要望によりシミを落としてから
常温の店内で1日程度吊るし自然乾燥を行います。
着物の乾燥後はアイロンがけを行います。着物は一枚生地で寸法として長いため表と裏の生地寸法に狂いが出ます。生地を引っ張りながら丁寧にアイロンがけをし寸法を合わせていきます。
桂洗いでお預かりしたお着物は『不入たたみ』でお届けいたします。
和紙を含め十数枚の紙を織り込みながら、最後はたとう紙で包みます。
不入流のたたみは、型崩れを防止し、カビの発生や.変色を防ぎます。
型崩れやたたみじわを防ぐため、たとう紙から出してそのままお召しになっていただけます。
型崩れを防ぎ、仕上がった状態をそのままに、段ボールで梱包しお送りいたします。
着物洗いは宅配もできます
※支払い方法:代金引換(他の支払い方法は検討中)
着物洗いの価格表
正式な料金は汚れ具合により、お見積りが必要です
着物の種類 | 価 格 |
留袖・色留袖 (比翼なし) | 11,000~円 |
留袖・色留袖 (比翼付) | 13,200~円 |
振袖 (総絞り +2,200円) | 11,000~円 |
訪問着・附下 | 9,900~円 |
喪服 | 8,800~円 |
紬 | 8,800~円 |
袷 (小紋・色無地) | 8,030~円 |
袷 (化繊) | 4,400~円 |
ウール着物 | 3,300~円 |
ゆかた | 1,720~円 |
羽織 | 5,500~円 |
袋帯 | 5,500~円 |
半幅帯 | 1,320~円 |
長襦袢 | 4,400~円 |
袴 | 5,500~円 |
※シミ抜きは、別途工料になります。お見積もりの上、お預かりいたします。
着物の手入れ 保管
大切な着物はメンテナンスが大事です
・着用後の着物や帯は着物用ハンガーなどに掛け、1~2 日、直射日光を避けて陰干し ます
・着物用のブラシや柔らかいタオルなどで全体の埃をはらいます
・シミや汚れのチェック
衿の汚れ、袖口の汚れ、裾の汚れなど 、衿洗い、袖洗いなど部分的な処理も可能です
汗のシミの確認
脇や帯周りなどには特に注意
汗が付いたまましまうと黄変や変色の原因になります
汗のシミは通常の着物洗いでは落とせませんので汗抜き処理を依頼してください
シミや汚れを見つけたら、自分では触らずに、早めに専門店に相談することをお勧めします
・しばらく着る予定のない着物はクリーニングすると安心です
・保管するときは、着物や帯を 1 枚づつ、たとう紙に入れて
たとう紙に入れることによって、紙が水分を吸収し、カビや変色を予防 します
・着物には湿気が大敵、なるべく湿気に少ないところに保管しましょう
・カビやシミの発生を防ぐために、着物用の除湿シートなど、除湿剤の使用をおすすめ します
・防虫剤は着物用を 着物に直接ふれないように
※防虫剤は一種類のみで。 種類の違うものを同時に使うと化学反応を起こし着物に シミを作ることも
・保管してある着物は年に数回の虫干しをおすすめ
7~8 月の梅雨明け、10~11 月、2~3 月の空気の乾いてる時期にたとう紙から出し て 2~3 時間乾燥させる。秋から 2~3 月にかけて湿度の低い日に一度でも、また、たんすの引き出しを開けて空気を入れ替えるだけでも効果あり。